「同級生って知ってますよね?」







同級生っていうソフトは、正直言って化けものソフトであるいっても過言ではないのではないでしょうか? 1995年にPC−9801シリーズで初のリリースをしてから、今に至ってもまだ健闘を続けているアダルト ソフトなんですね。どこが化け物なのかと言いますと、..........どこが化け物なんでしょう。

僕が「同級生」と出会ったのは、大学2回生の時だったと思います。あの当時では「最も欲しいパソコンNo.1」 の座を欲しいままにしていたシャープ製X−68000シリーズで発売されていたのを雑誌で知ってまして、 始めは「何のソフト?」って感じで、こんなアダルトソフトがあるんだなあという程度の気持ちで見ていました。 そこで、日本橋(当時はソフマップも少ししか店舗が無くて、「何か怪しい」雰囲気が漂っていたんですね)の STAND−BY(これまたSTAND−BYも2店舗しかなかったんですよ)で発売されているのを発見! ちょっと買うのが恐かったけれど(やっぱアダルトはクソゲーが多いでしょう?)勢いて買ってしまいました。 正直言って、この同級生のことを僕は「クイズゲーム」だと思ってたわけで、町のマップにある要所要所にクイズ を出すところがあって、そのクイズに答えることによって女の子が脱いでいくというものだろうと思っていたんで すね。その頃のアダルトゲームソフト雑誌「メガストア」に載っていた記事には「RPGでもなくADVでもない 不思議なゲーム」と書かれてあったのを見ていただけに、やっぱり「クイズゲームなんだろうなあ」と思ったわけ です。丁度その頃には「ときめきメモリアル」なんて無かったわけですし、「恋愛シュミレーション」なんて ジャンルはまさに存在もしていなかったわけですから、この同級生はノンジャンだったんですね。
さて、ソフトを買って帰ってみると、「8枚組!」というまさに 「信じらんな−い」状態のフロッピーディスクの山。当時、HDも100MBが5、6万円していた時代でしたので 一応HDにインストールするのが可能だったとはいえ、うちの「ACE−HD」のHDの容量は20MB! 同級生のHD使用量は15MBあったので、とてもじゃないけれど不可能だったんですね。そうなると「フロッピーディスク でプレイ!」しかないわけで、これが恐ろしいほどの手間がかかることになろうとは、その時は思ってもみませんでした。



さて、同級生というゲームがどんなものか分かっておられない方がおられるとは思わないのですが、一応いらした場合のことを 考えて、同級生のゲーム内容を書いておきましょう。「同級生」は今をときめく(?)恋愛シミュレーションの走りとなった ゲームだと言っても過言ではありません。舞台は高校3年生の主人公「諸岡わたる」(別に主人公の名前は変えられます。しかし、 すっげーペクリですね)が8月10日から31日までの夏休みを、まさに自由気ままに行動し、約13人の女性を口説きまくって、 最後に1人と付き合うことができたらOKというものです。ゲームにはきちんと時間設定があり、デートなどの約束はきちんと 時間厳守しなければいけないといけません。マップはトップビューで主人公が中心にスクロールし、学校やお店や駅などに入る とイベントが発生してアドヴェンチャーモード”モドキ”に切り替わるようになってます。登場する女性は学校関係のものが多く、 同級生、先生などですが、キャバレーのホステス、看護婦、アパレルの店員、人妻なども登場します。しかしながら後述した女性達は ある一定の条件を満たさない限りは最後まで登場しないことが多く、特に看護婦の「草薙やよい」などは途中で数回ぶつかって くるんですが、結局話しすらできなかった状態になりかねません。これは、同級生特有のシステムで、1人に会う為に2〜3人の 女性と関係を持たなくてはいけないという連鎖方式を取っている為です。つまり例を出すと、草薙やよいと会うには

@やよいとぶつかる
Aホステスの「成瀬かおり」と関係を持つ(これが結構難しい)
BかおりとHした後、「斎藤真子先生」と関係する。
C病院に行くとやよいと会える。


などというように複雑な関係の末に仲良くなれるというもの。つまり、言いかえれば1人をGETすると3人もGET出来るという ことにもなります。さて、色んなイベントをクリアして、最終的にその女の子と「H(S●X)」できれば落ちたも同然で、二股を かけようと、三股をかけようと咎められることは2例を除いてありません。2例というのは、「斎藤真子」とHすると、妹の「斎藤亜子」 及び「鈴木美穂」が落ちなくなる。もう1つは「田中美砂」とHすると「鈴木美穂」が落ちないというもの。
さっそくプレイしてみた感想は、とにかくよくわかんないなあって感じで、あっという間にゲームが終了してしまったんですが、 ゲーム序盤にちらりとだけ出てきた女性が、後半全く登場してくれなかったり、自分の部屋の窓から見える裏の家も、誰が住んでいる か分からないので、「?????」という事が多かったんですね。そんなこんなで謎だらけのあげく、モノに出来たのは4人だけ。 このゲームの最大の目的は、マドンナ「赤木 舞」を落とすことにあるわけですが、当然落ちませんでしたね。 このゲームはとにかくDISKの入れ替えが本当に多くて、HDなしでやることは、まさに自殺行為に等しいんですね。ちょっと どこかに入るとすぐに「〜DISKを入れてください」てな具合にDISKの入れ替えを延々とやらされるはめになります。 だから、1回クリアした後に「もうやらん!」と思っていたんですが、友人に話を聞くと、「同級生には13人ぐらいの女性と知り合える!」 ということだそうで、それを聞いた途端「ショック大!」
くそーっ!もう一度だ!ってな具合で僕の「同級生人生」が幕を開けたんです。



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