「同級生」







さて、同級生というソフトは、ゲーム業界に多大なる影響を及ぼしたわけですが、その影響は未だなお強く残って います。本編の同級生自体は既に人気を無くしてしまって、セガサターン版の「同級生〜if」が最後の移植となって しまっているんですが、結局「PC−9800」「X−68000」「DOS−V」「PCエンジン」「FM−TOWNS」「セガサターン」 と移植され、その都度かなりの量をさばいたとか。PC−9800にいたっては、10万本もヒットしたそうで、 これはSCFで100万本売ったようなものなんですね。当然パソコンソフトに終わらず、画集、小説、CD、アニメ などにも進出し、それなりに成果を収めたようです。それだけの世界を作り上げられる何かを持っているんでしょうね。





では、ゲームソフトからアニメに至るまで、ここの商品に付いて書いていきます。 まずはゲームから。

同級生は本来ゲームソフトとして誕生したわけですが、前項を参考にしてもらうとして、形態としては「恋愛シミュレーション」 として分類されます。ただ、ときめきメモリアルなどのように主人公にパラメーターが目に見える形として存在していて、何らかの 形によってそれを上げて行き、最終的にパラメーターの高さでどうのこうのといったRPG的要素をもったものではなく、アドベンチャー ゲームの要素が強いというものです。ですから、特定の日程で特定の時間に特定の場所に行けば特定の人物に会えるといった展開に なってきますので、それが出来なければ、一生会えない人物もでてきます。パラメーターの話がありましたが、同級生にもパラメーター が存在しているようで、どんなものかは良くわからないんですが、ときメモのような細かなものではないと思われます。 ですから、体力のパラメーターが100以上ないとこの子は落とせないとかいう展開ではなくて、とにかく「出会いが総て」といっても 過言ではないでしょう。とにかく出会わなければ何も始まらないわけで、誰かの紹介で登場する女の子はほとんどありませんね。(一人いるけど) ほんのわずかの期間で出会わなければならない人もいるので、まめにあちこち時間の許す限り行っておいた方が良いわけですね。 世界は一応時間が設定されていて、店やポイントに触れると1回で15分というように時間がすすみ、24時間主人公は行動し続けることが できます。所持金もあって、基本的にそんなに使うことはないんですが、5万円からスタート。8月10日から31日までの行動で、お金が 底をついてしまったら、隠しポイントやバイトなどで稼ぐこともできます。また、あるポイントで(約10個所ぐらい)クイズに正解すると お金がもらえます。PC版だと18禁のHな画像が、SS版だとちょっとR指定な画像が見れます。





最終且つ最大の目的は「桜木舞」を落とすこと。決して「藤崎詩織」を落とすことじゃあありませんよ!当然出演して、主人公と関係できる女性は すべて自分のものにすることができますし、何人と関係を持っても誰からも咎められることはありません。ただ、平行して落とせない組み合わせが 存在していて、先負学園のバンビちゃん(は、はづかしいネーミング..........。)こと「田中美沙」と花売り娘「高木美穂」は×。保健の先生 である「斎藤真子」と真子の妹であり薬局の店員である「斎藤亜子」は×。主人公の親友一哉の彼女である「仁科くるみ」と「高木美穂」は×といった ように選択を迫られることがあります。こうやって見てみると、美穂は田中美沙と斎藤真子と仁科くるみと関係することによって落とせなくなるわけで、 最終目的である舞よりも難しかったりして..........。 先負学園の同級生は取りあえず落ちますが、先生連中(真子先生及び芹沢良子先生)や看護婦の「草薙やよい」やキャバレー嬢の「成瀬かおり」や 人妻「真行寺麗子」などは非常に落ちにくく、出会えるタイミングも非常に微妙なので、まず一回目のゲームで会えることはないんじゃあないでしょうか。 私は当然の事ながら、1回目ではオプション的存在の女性とは全く会えなかったわけで、攻略本なるものを使用してでしか会うことが出来ませんでした。





最終的には「もっとも好きな女性」にアタックして、OKをもらえば大成功ってわけで、1人捕まえれば大成功なんですね。 でもこれが結構迷ってしまいまして(本気で迷った!)、この迷いがまたいいんですね。この娘と付き合ったらどうなるのか と、どきどきしてしまうんです。だから、何度でもプレイしてしまうんですが、はっきり言って私は68000版で10回 はやったのではないかと思ってます。しかも、フロッピーディスクでね!


次回はビデオ・CDなどの別メディアと、「同級生2」に関してお送りしましょう!
では、ばいならあ〜




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