「PCで言うと!」
この「釣りのゲームシリーズ」も漸く最終回になりました。本来は1回で終わってしまう予定が、あまりの容量の
大きさにCAT-2が悲鳴を上げまして、3回に分ける運びとなったんです。まあ、3回分書く手間が省けたかなあ?
さて、気を取り直して最終回!
やはりこれも時代の流れかもしれませんが、PCでもバスフィッシングのゲームは出ています。まあ基はアメリカから
発生したゲームですもの、アメリカ生まれのPCで出てくるのは当たり前。だから、日本ものと違っていい味出してます。
@TOROPHY・BASS
釣り雑誌の「BASSER」に記載されていたのを始めて見た時、画面の美しさにびっくりしまして、「これは欲しい!」
と思ったんですが、PCがない。会社にあったんですが、こいつの使い方がその当時分からなかったのと、6800絵円ぐらい
で売っていたので「高い!」というわけで買えなかったんですね。しかし、この頃はまだ怪しいソフトショップで「バルク品」
のようなソフトのみで箱なしマニュアルなしというものが¥2000ぐらいで叩き売られていたことが多く、この「トロフィー
バス」もそんなソフトの中にまぎれて売られていたのでした。実に¥2500!ちょうどパソコンを購入する予定だったの
で、迷わずGET!早速CAT−2宅にてソフトを起動しました。


始めのムービーが非常に渋く、「おおっ!」と唸ってしまいました。ちょっと気になったのが音楽で、非常にしょぼいもの
でしたが、まあ所詮¥2500ですわ。許容範囲内です。そして早速ゲーム開始。英語版でマニュアルなしだけれど
なんとかなりました。取りあえず「GO・FISHING」の「QUICKFISH」を選択。慣らしのつもりでプラクティス
をやりました。キャストは至って簡単。画面に出ている黄色いマーカーを魚の上ぐらいに合わせておいて、キャストボタンを
押せばOK。そのままルアーが飛んでいきます。気に入ったのがルアーの動き。ちょっと現実からは外れているかもしれ
ませんが、未だトロフィーバスのルアーの動きに勝てるゲームは無いほど良い動きをしてます。また、リールを巻く音がこれまた
GOOD!普通ならどんなソフトでも「チキチキチキ」という昔のリール音が鳴って、非常にいらいらさせられますが(今のルアー用リール
でラチェット音の鳴るやつなんてないぜよ!さらにベイトリールなんて絶対に鳴らない!)、「ギュルギュルギュル」
と実にいい音が鳴るんですね。まあ、それも現実離れしていると言えばそうなんですが。




さて、魚が興味を示すルアーを選択していれば魚が勝手に食いついてくれます。流石はアメリカンな造りをしているだけに
魚がヒットした時に「イヤッハー!」と叫んでくれて、これまたしょぼい音楽が流れてくれます。ファイトシーンがなかなか
なんですが、同じ展開の繰り返しでちょっと飽きが早いですね。そんなこんなでこのソフトは当たりでした!
あと、現在では「トロフィーバス2」なるものが発売されていますが、こいつはインターネットで対戦が出来る
のだそうで、こいつはいける?でも、インターネットで対戦してチャットで、
「OI、TURETA?」
「MADA」
「ORE、SAKKI10lbNOWO、TUTTAYO」
「SUGEE」
なんて会話がなされるんでしょうかね?
トロフィーバスには英語ですが、全米バスプロ達のルアーフィッシングに付いてのコメント映像が多く収録されていて(写真はデニー・ブロウワー)、
なかなか笑えます。しかし、英語はわかんないので、何を言ってるのかわかりません。
ABASS・FISHERMAN
ほんとに最近発売になったソフトで、非常に印象的なパッケージのソフト。本屋にまで流通させているようで、7800円で
売られてました。非常に高い!まあ、ソフマップ等のディスカウントショップで買えば、¥6000程度で買えます。
さて、上の写真でもわかるように、いきなり「バルサ50!」って感じ。非常に美しいパッケージでしょう?
こんなものを見せられちゃあ、買うしかないでしょ。ということで初日に本当にどきどきしながら買っちゃいましたよ。
当然「パソコンで50のルアーが踊る!」ということが楽しみで買いますわなあ普通。ということで非常にでかいパッケージ
を持ち帰って早速起動!画面にいきなりジミー・ヒューストン(全米バスプロ)が写ってる。まあ、いいんじゃあないかな。
ということでゲームをしてみると、
「あれ.....、バルサ50じゃあない.....。」
ということでいつものパターンで、しっかりと騙されましたよ!使用しているルアーはどこのものでもなくて、
HEDDONやREBELと言ったアメリカ産のルアーメーカーのコピーでっせ。変なことに最近マイケル・J・フォックスが
CMに出てくるシマノのタックルだけは実名。なんでバルサ50じゃあないの?よく見たら、監修はスポーツザウルスの吉田プロ
みたいで、まあそうなれば使うわなぁ。でも、はっきり言って詐欺!である。僕のほかにどれだけこのパッケージに騙されて
購入した者がいるのか..........。

さて、ゲームはどうかというと、これは結構いけるんですね。操作性とかスピードとか結構ストレスを感じないように出来てる
し、たまに背景にUFOが飛んできたりとよくわからん構成になっているとはいえ、遊べます。
一番感心したのは「トップウォーターでの魚の出方」で。いきなり水面から魚がドポンと飛び出してくるところなんて、
びっくりしてしまって、本物にはとうてい及ばないにしても、ちょっと心臓バクバク状態にはなります。また、ワームの釣りも
アタリがメーターと糸(ライン)の動きで分かるので、かなり良い感じで表現できています。現在では販売元のSPIKEのホームページ
で「トーナメント」もおこなわれており、「重量が大きい物」と「ゴールド・バス」(金色のバスが釣れるようで)
で賞が出るようですね。詳しくはSPIKEのホームページでご覧になってね。
これは僕が釣り上げたWORLDRECORDから2番目にでかい奴
でした。こんなやつになると、まず水面に上がってこない
ので釣り上げるまで3分以上は掛かります。
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