
最近のブームで魚の警戒心が強くなり、ルアーで釣ることが難しくなったことは先ほど 述べましたが、雑誌や知り合いがよく言っている言葉に「釣れない!」ということがあり
ます。ブームに乗って釣りをしようと思い、とりあえず1980円で買ったロッドとリー
ルに付属していた「3号」と書かれたラインに、よく飛ぶからと言われて買った5g以上
あるワームシンカーに大物が釣れると言う宣伝に乗って買った6インチもあるワームを付
けて、どんな雑誌にも載っている有名な池(僕の家の近所なら、大野池、惣ヶ池、光明池
大谷池などですね)に行って、とにかく人がいる場所なら釣れるだろうと釣っている人の
隣へ行ってぶーーーーーーーーーーーーーーん!と振りかぶって、どっぽーーーーーん!
と投げる。とにかくリールを巻いて巻いて、これの繰り返し。しまいに釣れないからって
友人と大声で喋り捲ったり、石を投げてみたり...。行く時間も夏の朝8時とか、日が
高くなってから出発して、夕方まで1日釣る。
「うーん 釣れない...。」 当たり前じゃあ!このボケ!というのがよくあるパター
ですね。正直言ってこれでは魚には会えません。昔ならいざ知らず、最近のバスには特に
ダメなパターンです。釣れないと嘆いている貴兄には、このようなパターンを延々と続け
ている方が多いと思います。じゃあどうすればいいんでしょうか。
雑誌やビデオでは色々な釣れない状態の克服ができるようなアドバイスが書かれている
のですが、本当に釣ってほしいと思って書かれているものは少ないようです。それは、雑
誌社やメーカーは企業ですので、自分達の売っている商品やスポンサーになっているメー
カーの商品の名前を出して、「これを使えば、もっともっとバスは釣れる!」何てことを
いっています。確かに、釣れないことはほとんどないですし、間違っている事を言ってい
るのではないのですが、わざわざ商品名を出したりしなくてもいいんじゃあないかな?と
私は思っています。
さて、釣れないという理由には下記のような原因が考えられます。
@魚のいない場所にルアーをなげていないかな?
ルアーは餌ではないので、基本的に遠くにいる魚を呼び寄せることは難しいんで
すね。ラトル(ルアーの中に入っている鉄や真鍮やガラス製の玉。カラカラと音を
立ててバスを誘う)が入っていても季節や天候によって効果が左右されるので、あ
まり期待できません。だから、魚のいる場所を知っておくことが大事で、魚のいる
場所にルアーを的確に投げてやれば、高確率に魚を釣れます。
バスは水の濁りと直射日光を嫌います。よって、障害物の中やそれによってでき
る影の部分。池の縁にある川や用水路などから水が流れ出してくる所。こんな場所
は確実に魚が付いていて、そこを見つけることが出来ればしめたものです。条件さ
えよければ、水深30cmくらいの浅場(専門用語でシャローという)でも大物が釣
れたりします。具体的に言うと障害物なら木が水面を覆うようにせり出していて、
影ができているところ。杭が打ち込んであるところ。水を吸い出すポンプのあると
ころ。壁などが切り立っている場所の影が出来るところ。葦や蒲などが覆い茂って
ているところなどでしょう。水が濁っていない所は酸素が豊富なので餌になる小魚
が沢山いて、それを食べにバスが寄ってくるのです。だから、水の出口などは水が
常に動いていてポイントとしては最高です。だから、流れ出しを見つければ、まず
一投してみてくださいな。
A道具(タックル)は大丈夫ですか?
よく「釣りってーのは道具じゃあねえぜ!」といいながらコンビニ(最近ではコ
ンビニにルアーセットなる大変怪しいものが置かれているそうな。中身と当然怪し
いニセルアーとすさまじく安いロッドとリールが入っているらしい。)で買ってき
たと思われるセットで魚を釣りまくっている人がいますが、確かに間違っちゃあい
ませんよ。5万円するものでも釣れない人には釣れないし、2千円でも釣れる人には
釣れます。しかし、じゃあどこが違うのかな?と思いますよね。釣りを始める人が
んなかなかうまくなれない原因の一つに、始めるに当たって安い道で始めるという
パターンが多いようで、いきなりロッドとリールを合わせて5万円という人は少な
いですよ。でも、正直言いまして僕も14年間ベイトキャスティングリールが投げら
れなかったんですよ。道具は10年前から持ってましたけれど(昔からやってる人
なら知ってるでしょうけれど、ダイワ精工のファントムシリーズPPB−561M
っていうごっつい重いグラスファイバーロッド、しかもファーストアクションのミ
ディアムアクションとマグサーボSS10というアンバランスな組み合わせ。)
全く投げられませんでした。だからいつまでたっても大きなプラグ系のルアーが投
げられなかったんです。しかし、トップウォーターフィッシングをやりたくて、ど
うしてもベイトが必要になってしまって、思い切ってダイワ精工のTD−S103
Piという、とっても高いリールとプロキャスターZ561MLRという少し高い
竿を無理して買ってしまいました。ところが、今まで恐くて投げられなかったもの
が投げれるんですよ。当然いきなりってなわけにはいきませんけど。その投げられ
た日にこれもまた生まれて初めてやるトップウォーターゲームをやって、10投目
ぐらいで40p級のバスが飛び出てきちゃったんですね!もうその日から頭が
「パッチーーーーーーーーーーーーーーーーーン!」
と音を立てて切れてしまったようで、それからトップウォーターな日々を送ってま
すが、この話はいずれまた。
話を戻すとしてやっぱりある程度高い道具はとにかくバランスがいいんですね。
材料などもいいものを使用していて、魚の微妙なアタリまで正確に伝えてくれます。
ロッドで言えばカーボン → グラスファイバー → ボロンなどの順に値段が高くて、
カーボン → ボロン → グラスファイバーの順に使いやすいようです。細々した説
は後にして、リールはスピニングリールとベイトキャスティングリールとクローズ
ドフェイスリールっていうものがあり、クローズドは昔は頻繁に使用されていたの
ですが「格好悪い!糸を巻ける量が少ない!大物が釣り上げられない!」などの理
由でほとんど見かけなくなりました。初心者にはスピニングのセットが一番で、
リール1万、ロッド1万ぐらいで購入するとかなり使えます。しかし、道具は高い
ものが良いからといっても、信用できないものがかなりあります。ファンの人には
怒られるかもしれませんが、エバーグリーン社の「コンバットスティック」などは
3万5千円〜5万円しますが、ほぼ同じ材料に塗装と名前を変えた「ブルーダー」
などは2万円ぐらい。はっきり言ってそんなに変わりません。私も使ってますが
スポーツザウルス社の「フィリップソンBC60」などは昔のアメリカ製フィリッ
プソン社のバスティマーを完全復刻したものですが、材料からして超粗悪品で、
昔のまんま。まあ、往年のアメリカンスタイルを満喫するのにはいいとしても、
4万4千円は高すぎる!でも、僕ちんの宝モンなんです..。
とにかくある程度のきちんとしたものを使えば技術的にも上達が早いということ
もあるので、道具は良いものを揃えてください。
B時間帯を間違ってません?
前にも言いましたけれど、よく夏のかんかん照りの朝8時くらいに釣り場に来る
人が意外に多いんですよね。そんでもって夕方まで釣ってぜんぜん釣れず。
暑さでへとへと、喉はカラカラ...。魚は釣れん...。
「ああ、また明日から仕事や...。帰ろ..。」
てな具合に何週間か通ってはみたものの、しまいに大事な休みをこんなもんに使
ってたまるかという具合に、釣りを止めてしまう人の多いこと。でも、それじゃ
あまりにも可哀相ですよね。要するに人間と同じで魚も暑い日にはばててしまう
し、太陽が出てくれば日陰に入りたくなるんですね。だから、日の出ていない、
1番過ごしやすい朝なら午前4時〜6時までに、夕方は午後6時〜8時くらいの
時間に魚は活発に餌を獲り始めるんですね。条件の良い所では(最近ではあまり
見かけませんが)バスが水面で小魚(ベイトフィッシュと言う)を追いかけて、
凄まじいまでのファイトを見せてくれることもあります。そんな感じで、とにか
く朝の日が昇るまでが勝負!私などは朝の4時にポイントに入って、7時には帰
途についていることがほとんどですね。だって、それ以降はほとんど釣れません
から。それと、かなり難しいのですが人が来ない池で釣るようにして下さい。
マナーのなってない人があまりにも多い現在、人が釣っているのに真横に来て、
人が攻めているポイントに平気でぼっちゃーーーーん!とやってくれる人がか
なりいます。これはたまりませんよ!ほんとに...。
(以下、「じゃあどうすんの」に続く..)
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