ゲームできるかな?「プロアクションリプレイ」



めまして、QUROと申します。

CAT-2の申し出により、今回からWeb MCに記事を書かせて頂くことになりました。

インターネット上でのWebページの作成は、初めてなものでして、慣れていない為、誤字、脱

字、無知ゆえの失礼な表現があるかもしれませんが、そういう事がないよう努力していきたい

と思いますので、よろしく御願いします。



回は、一部のゲーム雑誌等でよく紹介されるゲーム改造ツール「プロアクションリプレイ」

について、紹介しようと思います。


購入したプレステ用プロアクションリプレイ


のツールを購入したのは4月頃なのですが、私は普段は、アドベンチャーゲームしかしな

いので、今まで一度も使う機会がありませんでした

いくらなんでも、アドベンチャーゲームをツールを使って解いても面白くもなんともありません。

(まあ、アドベンチャーゲーム用の修正コードなんていうのも、あんまり見たことないけど・・・)

もともと、「ゲームのセーブデータを自分で解析できたらいいなぁ」と思って購入したものの、

これをパソコンに接続するカードとソフトがなかなか手に入らず、今までタンスの肥やしになっ

ていました。

ところが、ついにこれを使う日がきたのです!

は、友人からファイナ○ファンタ○ー7を借りていたのですが、これをそろそろ返さないとい

けない日が近づいていたのです。ゲームも中盤まできていたのですが、今までのペースでは

到底間に合いません!そこで、こいつの出番です。




下に設定手順を簡単に紹介します。


1.ず、プレステ背面の外部拡張端子にプロアクションリプレイを差し込みます。

2.ロアクションリプレイのスイッチを上に上げます。



プロアクションリプレイをセットした状態


3. の状態で、プレステの電源を入れると、自動的にプロアクションリプレイが立ち上がりま

す。


プロアクションリプレイ起動画面


4. こから、メニューに沿って、ゲーム改造コードのロード及び、設定を行います。

プロアクションリプレイの場合、本体に元々、数十種類のゲーム改造コードが入っていますの

で、自分が改造したいゲームがその中にある場合は、それをロードすればOKです。

もし、無い場合は、雑誌等に載っている改造コードを自分でプロアクションリプレイに登録す

る事になります。プロアクションリプレイに付いてくる日本語説明書は、私が予想していたより

も丁寧に書かれていたので、大抵の人には、説明書通りに入力を行えば、操作は、問題なく

行えると思います。



なみに、改造コードの登録は、以下の順に行います。

(1) ゲームタイトルの登録(これがメインのゲーム選択メニュに表示される)

(2) ゲーム改造コードの名前の登録(これが、ゲーム選択メニュでゲームタイトルが選択されると次にこのコードの名前のリストが表示される)

(3) ゲーム改造コードの登録(この時、ゲーム改造コードの名前ひとつに対して、複数の改造コードを一度に入力する事もできる)



改造コード入力中




て、以上のように、私も入力を行いました。

私が、行った改造は、

1: お金がいっぱい

2: GP MAX

3: BP MAX

でした。

回、お金の金額値を試しに、0FFF(16進)を設定したのですが、これらのコードをロード

後に今までやっていたゲームのセーブデータをロードしてみると、見事にお金が減っていまし

た。(笑)

50000ギルだったはずが、4095ギルに!


そう、16進数の0FFFを10進数に変換すると、4095になるので、当然の結果でした。

だ、このままの状態で、ゲームを行っていると、いくらゲーム中にお金を使っても減りませ

。たぶん、プロアクションリプレイが絶えず設定した値(0FFF)を書き込んでいるのでしょう。

この状態でゲームをセーブして、プロアクションリプレイを外しても、変更された内容は、その

まま残っていますが、当然、お金を使うと、持ち金は減っていきます。


果として、私は、以上の改造を行ったおかげで、通常よりも早くゲームをクリアする事がで

きました。(なんとか期限内にゲームを返す事ができました)



感想


今回初めてこのようなツールを使った感想としては、 ユーザインターフェイスは、いまいち

が、取説が丁寧に書いていた為、 苦労せずにゲーム改造が可能となり、便利と感じました。

しかし、反面、簡単にゲームを有利に進める事ができるので、クリアした時の感動が薄れる、

とか、ちょっとでも難しい、時間がかかるゲームをすることに耐えられなくなってくると感じまし

た。

今回のゲーム改造でも、「HPをMAXにする」「MPをMAXにする」等が、ありましたが、そ

れはあえて行いませんでした。(ゲームが全然面白くなくなるから)



最後に


ゲームが完全に娯楽の一部として世間一般に認められた現在、毎月の新作ゲームの数には

圧倒されるものがあります。ゲーム世代の年齢が上昇している今では、社会人たちは、「お

金はあるが時間がない」等で、一度もやっていないゲームが溜まっていくことが多いので、そ

ういう人の為の選択肢としてツールが存在する事は、とても良いことだと思います。

ただ、このツールは、「両刃の剣」的なところがあるので、使い方には注意が必要かもしれま

せん。

(けれども、「喉が乾いている目の前に水があるのにそれを飲むな」と、言われて果たしてそれ
を実行できるかどうか・・・・・・)

1997/9/18



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