「人気のルアー」
じゃあ人気のルアーってなんでしょう。大体下記のようなものです。

@HEDDON
ルアーの歴史を作ったメーカーですので数十年前のものが存在して当たり前。下手すれば100年近く前
のものまで存在しているわけです。さすがにそんな昔のものだったら価値があります。だからHEDDON
に関してはアメリカなどに多くのコレクターが存在しており、我が国でも昔からHEDDONにはまっている
人は数多く居るわけです。HEDDONのルアーは昔のウッドからプラスティックのものまであり、最近は
10年ぐらい前のものが結構高値で売られるようになっているようです。
そう言えば、ちょっと前から「ZARAGOSSA・Jr.」が密かな仁人気を集めているらしいです。
このZARAGOSSA・Jr.は日本のオリンピック(現行のマミヤOP)の特注品で、日本でのみうられた
そうです。これは当然アメリカで売られなかったわけで、超カルトものとして密かな人気があるようです。

AZEAL
もう定番ですね。このZEAL人気はおそらくキムタクが付けたものでしょう。アライ君を始めとする超ユニーク
なカルト物から超ベーシックなものまで造っているだけあって、売れるのわかりますわなあ。でも、昔はまったく
売れないメーカーとして有名で、2〜3週間も売れ残っていることが当たり前。まあ、どんなメーカーでも、今まで
なら店から消えることなんてまあなかったんですがね。
ZEAL人気はある程度落ち着いたものの、相変わらず店ではまず見かけることはありませんね。最近では客のマナー
の悪さから問い合わせを一切う受けない店も増えてきて、非常によろしくないムードですね。
さて、ルアー自体は基本がHEDDONで、カラーリングは日本風。朴の木などの木製でグラスアイを使用するなどなかなか造りは
丁寧なようですが、水に浸ければ殆ど確実に塗装が割れます。特にグラスアイの取り付け部分の穴や、お尻のリグ部分などから
ひびが入ってしまいます。大量生産する為やはり手間を省いているんでしょうね。まあ仕方ないといえば仕方ない。
最近見たなかで高値が付いているのは「ラスカル」「ピンクパンダ」(これは以前のプッシュウォーターを購入したときにプレゼント
なので非売品。よって高値が付いても当たり前(?))で10万以上。「テラー」これは5/8と3/8が人気。大体
5/8は3年は発売されてませんし、3/8の最後は95年10月でしたのでこれまた2年前。価格は1万〜1万5千円前後。
「ウォータースネーク」ちょっと前に出たけれど大型サイズがしばらく出ていない為、大型が2万前後。ZEALはどこまで
人気を引張れるかが勝負で、こいつが売れなくなったら釣り業界はだめでしょう。

Bバルサ50
日本のバルサプラグの原点で、則社長(スポーツザウルス)が発起人。始めはスミスから始めて、アルファ&クラフト社として
独立。その後スポーツザウルスへと社名変更(但し、現行のバルサ50とラージマウスに関してはアルファ&クラフト社として
作成しているようです)。今まで地道にオリジナルのすばらしい製品を作成し続けてきました。小生が中学生の頃からこれらの
製品は作成し続けており、店の天井近くのての届かない場所に(当時で約3000円もしたので、ほんとうに雲の上の存在でした!)
陳列してあったので、小生は「大きくなったら、絶対買いまくってやる!」と心に誓ったものです。生産は1昨年前で2ヶ月に1回の
ペースで行われていたようですが、ある程度売れ始めた昨年からは1ヶ月に1回リリースになったようです。今までなら、
特約店側も「高いルアーなうえに販売ノルマがあるのであまり入れたくない」と言っていました。だから、発売される度に
各種・各色一個づつという今では絶対に出来ない買い方をすると「いつもたくさん買ってくださって助かります!」と感謝されて
いたもんです!それが、今では何のきっかけがあったのか小生にもさっぱりわからないのですが、いきなり売れ始めて、
「お一人様1個限り」と書いてあったり、「この商品は2000円以上の商品と同時にお買い上げください。
単体での購入はご遠慮ください」という必殺抱き合わせ商法をしている店まで存在しています!(そう、滋賀県にある
あの店です!)まあ、今のような入手が超困難な原因を造ったのが昨年の「池原ダム(奈良県)の60UPを釣ったのが「ホッツィ−トッツィ−
オリジナル」ということだったんでしょうね。あれで今まで売れなかったホッツィ−トッツィ−が(特にオレンジコーチドッグ!)
は高値ですね。
バルサ50シリーズはハンドメイドなので、出るたびごとに形状が微妙に違うので非常に形状のシブイ物とダサい物も
あります。バルサ製ということもあり、強度的には非常にもろく、岩や壁に当てると確実に割れます!小生も1個割ってしまい、
ウレタンで補修して使用してます。最近は売れすぎているせいか今まで自慢だった塗装にごみが入っていたり、塗装ムラがあったりと
ちょっと荒い造りになっています。
価格の方ですが、「サイン入りバルサ50」(旧型)が1万8千円ぐらい。「ラージマウス」(サイン入り旧タイプだともっと高い)が1万5千円前後。
ホッツィ−トッツィ−(オレンジコーチドッグは恐らくかなり値が張る)・スマートアレック・ビッグラッシュなどは8000円前後。
その他すでに生産中止になっているカラーや、旧タイプのものは少々高くても売れるようで、10年前に出た「Wooden」(ウッド製)や
「Limited」(バルサ製でグラスアイ仕様)は3万円前後もします。

Cメガバス
静岡県に本拠地を置く伊東由樹(男ですよ)社長のルアーメーカー。最近ではカスタムロッド「デストロイヤー」や今世紀最後のポッパー(ほんまかいな)
「POP−X」などの超人気製品を開発販売していて、ここ2、3年で大きく人気を伸ばしたようです。特にカスタムロッドのデストロイヤー
は超カッコイイ上にそれほど高価でもないため(¥31000〜¥35000程度)売れに売れて、とにかくものが入らないようです。
ペンシルベイトの「DOG−X」やポッパーの「POP−X」は仕上げが本当に美しく、ちょっとびびってしまいます。
その割には1個¥1500で非常に安いので、人気は最高に高く、一時期ちょっと買いやすくなったんですが、最近では
めっきり市場から姿を消してしまいました。小生がトップウォーターを始めた頃はどこにでも売れ残ってたんですがね。
そう言えば、「デストロイヤー」の前に「ARMS」というけったいなバスロッドがありましたが、オールウッド製のグリップをもっていて
非常にカルトな製品でしたが、小生は見たことがありません。今では50万ぐらいするそうな。
DOG−Xで6000円ぐらい(限定カラーは10000円前後)POP−Xは5000円ぐらいで売られていて、何故かトップウォーター
用ルアー以外はほとんど高値が付いていません。ロッドのデストロイヤーシリーズは
小売り価格から0.5割引きぐらいの価格で出ています。今年はアメリカ用に開発した「ジャイアント・DOG−X」が出るらしく
今年もメガバスは爆発しそうですな。
Dハトリーズ
かの有名なトップウォータープラッガーの羽鳥静夫さんがハンドメイドで作成したトップウォータープラグシリーズが「ハトリーズ」で
ここ半年で何故か爆発的に人気の出たシリーズです。ハトリーズは定期的に毎年新作が発売され、「干支シリーズ」は定例で、最近では
「お化けシリーズ」「宇宙人シリーズ」とが毎年交互に発売されています。1度出たら二度と発売されないということで、非常に希少価値が
高く、1店舗で全色揃うという事はまずありませんね。こんなハトリーズも2年前では心斎橋フィッシングサロンで多量に販売されていて
誰一人見向きもしなかったという事実があり、小生もその時に5つ程購入しました。確か3割引きで売っていたような..........。
それが今では非常に高価で売られており、1個¥10000はしますね。まあ、このシリーズは塗装が非常に割れやすいようで、
小生の「マダガスカルのトカゲ♀」や「HIDE・SPECIAL」なんかすぐに割れてしまいました。今年は「金星人」の発売だったよう
ですが、果たしていつ店舗に並んだのやら..........。
さて、最近不景気だの何だの言ってみても一般家庭の持っている財力が大きく上がっているのと、子供が少なくなっているのが原因なのか
しりませんが、お金持ちが非常に多いと思えます。何故ならルアーと言えどもたかが釣りの道具。そんな木やプラスチックの塊が1個1万円も
2万円もするわけで、今ルアー収集にお熱をあげておられる方々はそんなに高い出費をしているという感覚はないでしょうが、
いつかそれが覚めてしまった時に、「何でこんなに高い物を購入してしまったのかなあ」とつぶやく日がくるかもしれません。
Heddonなどの世界的なシェアを持つものならまだしも、バルサ50やらZEALなどの国産では世界に知られる事はないでしょうし、
今のブームが終わってしまえばそれでハイさよならですね。もともとバルサ50などは2年前まで中古で定価売りされていて
それでもあんまり売れていなかったわけですから、それが一時的に高沸してみたところで、いづれは下がります。
結局、日本人のプレミア嗜好に付け込んだ商売なわけですから、本当言えば良い傾向ではありませんね。これだけのブームを呼んでしまうと
後に来るのは退廃という1文字だけでしょう。人のマナーの悪さからくるフィールドの汚染、釣場の減少。
儲け主義からくるメーカーの暴挙。そんな「金儲けに走った釣り業界」の未来は暗いですね。だから、昔みたいな釣りが出来るようになるには
まだ数年かかりそうですね。
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