No.3
第3話X68000シリーズです。

 「生涯サブマシンだったX68000」

 X68000(以下68)を初めて見たのは、高校3年の時でした。当時は、恐ろしく綺麗な形をし、すばらしい機能を積んだPCと感動しました。同時に、高価な値段とあまりにも上品な作りだったため、MACと同じで一生手に入れることは出来ないマシンっと思いました。高校を卒業し、そのまま就職した連れが早速購入しました。それをさわらせて貰うために、連れん家に通った思い出が有ります。(こんな事なら、とっとと働くんだったと少し考えたりもした。)その後、私も就職したとたん購入しました。時代はEXPERT2や、PRO2が発売された頃です。私が購入したのは、黒いPROです。EXPERTの黒が欲しかったんですが、あいにく在庫切れだったし、EXPERT2を買う予算も無かったのと、グレーな68は絶対さけたかったので黒のPROになりました。(インシュレーター付けてアンプやビデオに並べて置いてたのでなかなかカッコ良かったです。)

 なんで、うちで68がメインマシンにならなかったかと言いますと、うちの場合ワープロや、通信が出来るマシンを結局よく使うからです。もちろん68でも出来るのですが、ワープロも通信も88でなれていて16bitマシンとは言え、やけに68のツール類は使いにくい物でした。また、10ヶ月ほど遅れて98を買ったのでワープロ・通信ではこの当時の68では到底追いつけませんでした。(今みたいに優れたフリーウェアなんて無いときです。)結局68では、パソコンとしての使い方をたいしてせずにゲーム機、MIDI再生機程度でしか活躍出来ませんでした。(一時期CG鑑賞マシンにはなりましたが...)

 と言うわけで、ゲームマシンとしては、かなり遊べたマシンだったのそのことを書きます。

 68で一番遊んだのは、「グラナダ」ってゲームです。シューティングゲームが、苦手な私でも何とかクリアする事が出来ました。次は、スーパーハングオンです。この2本は、本当にやり込みました。68の代表であるグラディウスシリーズとかは難しいのでやってません。後は、88の方がよくやったものの「スタークルーザー」、「ザ・コックピット」は、全機種中最高の出来だと思います。画面が98番より少し広かった「大戦略2」も結構68でやりました。(効果音も良かったし)「パックマニア」も好きでした。「ジェノサイド」は、2が、とってもお気に入りでした。(結局最後まで行けませんでしたが...。)「オーバーテイク」には、だまされましたが...。「シュートレンジ」(名前はチト違うかもしれませんが)これの対戦もやりました。対戦と言えば「ジオグラフシール」これは、8時間耐久対戦など相当やりました。030が、2台になったときに対戦したかったんですが、周りがもう冷めてるので...。「RCコンストラクション」も会社の先輩とやりました。タケルのDATA集が、強すぎて勝てなかったからやめてしまいましたが...。

 後、68では、数々のmdxのデータを聞きました。(最近68の電源を入れるとしたらmdxを聞くときぐらいです。)

 ゲームマシンと活躍した68はPROに始まり、初代・コンパクトXVI・030・030と3台購入。最後の030は、会社の連れの友人が、亡くなったった時にいただきました。(現68の中で、メインマシンです。)

 数々の、フリーウェアに支えられた68でしたが、設定とかマニアックすぎて私には手に余り、そう言ったことも有ってメインマシンとなる事もなく役目を終えようとしています。


PS:あくまでもうちの話で、68が終わったって話じゃ無いですよ。それに68のおかげで、「やまぢ」を初め色々な方々と知り合うことが出来たしね。


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