「ある素人パソコンマニアの日記」


12月7日

ゲートウェイから待ちに待ったGG6-200マルチメディアが到着した。うれしい。

本体がきたらすぐに使えるようにモニターやソフトなんかきちんと用意してた

もんね。おまけにデジカメまで買ってる始末。

さあさっそく取り付けだあ!と封を切る......。

あれれ?妙にでかいなあ。確かミニタワーで注文したはずんだけれど....。

まあいいか、うーんしかし重たい。冬だってーのに汗まみれ。

よし、準備完了だ!スイッチオン!「おおWindowsの文字が....」

をを!ええ感じや..。これが今まで憧れまくったDos/vパソコンかあー!

さてと何のソフトをいれようかなあ。まずはオフィスだ。・・・・・完了。

お次は、「Tilt!」だ。あれ、この「Direct-X」っていうのは何だ?良く分からん

ので取り敢えずOKを出しておこう。取り敢えず再起動。・・・・・・・・・・・

「あれれ?いきなりエラー表示があああああああ!」

それからが悪夢の連続。とにかくハードの知識がほとんどないので、それから何を

やったのか覚えていない。焦りまくってHDをフォーマットしてしまうし、再インストール

のやり方はさっぱりわからん。本来付いているぶっといマニュアルもないんですよ。

薄っぺらい簡易マニュアルだけでインストール方法なんて載ってないんですよ。

機械が正常に作動しない、ああ夢なら醒めてくれえ!今までの楽しい気分はどこへやら。

「そうだ!サポートがあるじゃあないか。」午後11時を超えていたけど24時間サポート

を唄ってるんだもんね。やっぱりGATEWAYは違うなあ。さあ電話だ!

あれ.かからない.....。

そうか、まあ混んでいることもあるわなあ」ということで更に30分後電話してみる。

「かからない.....。」

これを4〜5回繰り返したが、やっぱりかからん。時計を見ると午前2時30分。

疲れた....寝よう。


12月8日

休みだったので本当に助かった。ショックの大きさと不安感でほとんど寝てない。

ぼやけた頭でスイッチオン。きちんと設定が終わっていないので、やはりきちんと

起動しなかった。とにかくサポートに電話したが、かからない。仕方なく本当に四苦八苦

しながら3時間ぐらいかかって何とか起動まで持ち込めた。しかし、何度「Safe Mode」の

画面とにらめっこしたことか...。

とにかく中身は不具合だらけだが、色々インストールしてみた。

「ガッデーーーーーーーム!」

何だかわからんが、ディスプレイドライバが壊れて、またまたフォーマットしちゃったぞい。

電話は相変わらずかからないので、FAX作戦だとばかりにFAXに諸事情を書いて送ってみた。

その間もいろいろ本当に何もわからないので、画面に従ってやってみるがダメ。いくら親切

に書いてあっても、ある程度の知識を得た現在でもインストール方法や専門用語に分からない

言葉があるのに、あんな時点でわかるわけないだろ!

とにかくCAT-2に来てもらうことで保留とした。気づけば時計は午後11時だった。寝る。


12月9日

朝の5時ぐらいに目が覚めた。一度電話してみよう。

「かかった!一発だ。」さすがに朝の1発目に電話している人もいないようだ。

とにかく今までの経緯を話してみると、原因がいまひとつわからないが、「「Direct-X」

に問題があるようですね。」という返事。とにかくもう一度セットアップしてみて下さい

と言われた。「Direct−X」はちょっと前から気づいてはいたんだが、問題があるとは

思っていなかったので、納得できないままとにかくWindowsを再インストールして、小康状態

へ持っていくことができた。会社でもう一度サポートへ電話した。30分ぐらいでかかったが

朝の若い男性ではなくて女性の声。やはり「Direct−Xはプログラム的に問題の多いソフト

なので、バージョンがアップしていくにつれて安定していくと思います。」という返事だった。


さて、そんなこんなでCAT-2にうちまで来てもらい、G6の状態を見てもらったのだが、

特に問題ないということだった。しかし、DirectーXをインストールしたら、やはり

ドライバーが壊れたので、すぐにサポートへ電話した。そこで返ってきた返事は

「STB のドライバーはDirect−Xと非常に相性が悪いんですね」という返事!

ちょっと待て!今まで相性のことに付いては何の説明もなかったじゃあないか!

マルチメディアを唄っていながらWin95のゲームが出来ないなんて、そんな馬鹿な

ことがあるか!この事実は僕がG6を購入したときには分かっていたらしく、それを

いままでひた隠しにしていたようだ。わかっていたなら初めから言えっつーの!

それならあらかじめMGAのミスティークのほうにビデオカードを変えていたのに、

これは詐欺に等しい。

さて、この後も色々な原因不明の症状が出て、サポートの人間に言われるがままに

シーモスのクリア(ジャンパーを飛ばしたんだぜ。ハードの事がさっぱり分かって

いない俺が......。)までさせられる始末。以前FAXで連絡を取った担当者と結構

長い間連絡を取り合っていたんだけれど、その人がいないときなんかは他の担当者

とのやりとりになる。これで気づいたんだが、各担当者ごとで知識量が全く違う

ということに気づいた。担当AはDirect-Xには詳しいがBは予備知識しかない。

Cはドライバーのアップデート内容には詳しいが、Dは全くわかっていないなど。

ひどい担当者になると、凄まじく投げやりな態度で口調も冷たく、自分の勤務時間

が終わると、こちらの問題が解決されていないにも関わらず電話を切ろうとする

というひどいもので、正直言って「おまえ達がきちんとした事実をあらかじめ公表

しておかなかったがために起こった不具合なのに、その無責任さはどういうことだ!」

と腹がたつ。

しかし、今回の12月〜2月までの大騒動で、僕のハードやソフトへの知識は異常な

までに増えたといっていい。だから、このトラブルがなければ未だにコンピューター

というものがよく理解できていなかっただろう。そういう面では、今回の買い物は

非常に安かったのかもしれないが、グラフィックカードは交換せざるを得なかった

ことや、ビデオCDが読めなかったことなど、あらかじめ資料が公開されていなかっ

ことによって引き起こされた損出は非常に大きい。あらかじめ「Direct−Xとの不具合

の悪さ」が記載されていれば、ビデオカードは購入時に選択できるのだから、必ず

記載しておくべきだ。そんなこともわからない人間が買うなというなら、あらかじめ

「初心者お断り」の意志を出しておくべきだと僕は思う。ああ失敗した、わはは......。

で済むような金額ではないのだからなおさらだ。

しかし、今まで言っていた事とは矛盾するが、サポートは大変だと思う。GATEWAYの

サポートで何回も聞いた台詞に「ゲームはサポートできない」ということがあったが、

当時は何でや!と思った。しかし、ある程度の知識が備わってくると、ゲームという

ものが非常に多くの問題を引き起こしていることがよくわかってきたので、この台詞

も当然だろうなあと思える。そもそも今回の事件(?)はゲーム関連のプログラムが

もとで起こったのだし、ここでは書いていないが、VESAモードでも問題を起こしている。

(まあViRGEだから仕方ないんだけど)ゲームは直接ハードを叩くし、自分勝手に

環境を変えてしまうみたいで、本当にマシンに良くないね。

そんな事を聞かれても、やっぱり困るだろーね。また、DOS/Vの組み合わせは無限だから、

いちいち対応していられないみたいだ。

だから、最後に言いたい事は、「人の話を良く聞いてからパソコンを買おう!」という

ことと、「ゲームするならプレイステーション」ということです。わっははーのは!

さて次回は、妙なゲームについてかきませう!


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