なっていますので春はもう近いなあという気がするのと同時に、ようやく胸が
高鳴る釣り三昧の日々がはじまるんだなあと嬉しく思います。一昨年の小生は
「冬だろうが夏だろうが、バスはトップウォーターだぜ!」とわけの判らんこと
をぶつぶつ言いながら、真冬であってもペンシルベイト等を投げまっくており、
およそ30回以上もボウズの連続を食らいました。さすがの小生もキャスティング
はうまくなりましたが、魚が釣れるという感覚が全くなくなってしまい、最後に
は、本当に自分はバスを釣ったことがあるのだろうか...、というところまで
感覚が麻痺してしまいました。そりゃあそうですよ。水温が10℃以下に下がっ
てしまえばバスは水面に殆ど上がってこなくなりますもの。さらに、バスブーム
で半年間いぢめにいぢめられたバス君たちの警戒心は最高潮に達していますので
だめなものはだめ。でも、「釣りの世界に絶対という言葉はない。絶対釣れる
ロッド、リール、ルアーというものがあるなら、百万円しても買う人がいるだろう。
絶対に釣りたかったら餌を使えばいい。釣れない釣りがルアーだ。ルアーは真冬
でも魚を釣ることが出来るという可能性を秘めている。」という言葉を、堺市に
あるルアーショップの社長から聞いたことがあり、小生はその言葉にいたく感動
した。その後の話で、2月のまだまだ寒い日に「鶴田池」という近所の池で、
トップを使って50UP(50p級のバスを指す)のバスをあげた小学生の事を
話してくれたんです。そんな話があったものだから、真冬でも出る時には出る!
と思い込んで、しっかりと連続ボウズを食らってしまったわけです。
でも、シーズン中になかなかキャストの練習やトップウォータープラグのアク
ションを研究することは出来ませんよ。なにせ魚を釣ることで精一杯。それどこ
ろじゃあない。だから、冬にやったお陰で技術やいろんな面でかなりの上達が
あったのですが、とにかく寒いので、すぐに帰りたくなるのが問題でしょうか。
まあ、今年はコンピューター騒動でそれどころじゃなかったので、この冬は
一度も行ってないんです。だから、今度行くと今年の初釣りになるわけですね。
さて、水温が12℃を超える頃からバス君は活発に動き始めます。冬の間で
失った栄養と体力を戻そうと餌の馬鹿食いが始まるわけです。これは、じき訪れ
る産卵期=スポーニングの準備でもあるわけで、この季節は大型のバスが高確率
で釣れるようです。昔、大野池(うちの近所です)で今ごろの季節にミノー(*1)
を使って50UPを釣ったとかいう話をちょくちょく聞いていましたが、その話を
とってみても釣れる確立は高くなるみたいです。よって、この時期はミノーとか
スピナーベイト(*2)とかが結構いけるみたいですね。当然の事ながらワームも
良いでしょう。
荒食いが終わるころにはスポーニングが始まります。産卵を終えたバスは卵を外敵
から護るために巣にじっとしています。外敵とは主にブルーギルやザリガニなどで
バス君は巣に近づくこれらの生物に果敢にアタックします。だから、これらのバス君
を釣るのはいとも簡単で、クローフィッシュ(ザリガニ)のワーム(*3)や、ブルー
ギルに似たバイブレーションプラグ(*4)を、バスの巣があると思われるところに
キャストするだけなんです。当然哀れなバス君は侵入してきた外敵に対してアタック
してきますが、餌を獲る時と違って噛み付く感じで攻撃します。(餌を獲る時は水と
一緒に吸い込むようにする)まさに母性本能を刺激する釣りなのですが、バス君にと
って重要な時期であるのと、もし巣を護っているバス君がいなくなれば卵は完全に
他の魚の餌になってしまいます。だから、こと時期の釣りは釣り人個人の考えが大事
で、大事な時期だから釣らないのか、そんな事を考えてられるかといって釣りまくる
のかは勝手です。まあ、最近のバサーは総てではないにせよマナーが全然なって
いないようなのでそんなことを言っても仕方ないと言えば仕方ないんですが。
あと少しで小生の得意なトップウォーターゲームが楽しめる季節がやって来ます。
去年から今年にかけてトップウォーターゲームが再び人気を博してきているようで、
特に大型のプラグに人気が集中しているとの記事も雑誌にありました。ということ
で次回の釣行記は今月に行く予定の「今年初めての釣行紀」の結果と、2、3回
にかけてトップウォーターゲームの魅力を書いていきます。
*1ミノー
細長い形をしたルアー。ワカサギなどの小魚
に似せて造ってある。ジャーキングという
テクニックを使ってアクションさせると
効果絶大!写真上からメガバス「LIVE−X」、
「LIVE−X リバイアサン」、チームダイワ
「T.D.ミノー」
*2スピナーベイト
スピナーという主に渓流釣り使用する金属の羽
の付いたルアーと鉛製の頭(ジグヘッド)を
組み合わせたどう考えても生物に見えないルアー。
金属のプレートがきらきら光って、魚の群れを
表現している ...らしい。写真は左から
メガバス「V−FLAT」、ヒルデブランド社
「THE BLADE」。
*3クローフィッシュのワーム
言わばザリガニのイミテーション。ジグヘッド
というフックとオモリが一体になっているもの
と共に使用すると良い。写真はチームダイワ
T.D.クロー。
*5バイブレーションプラグ
リップというルアーのアクションを生む
プラスティックの板が付いておらず、自ら
アクションをするプラグ。重いためよく
飛び、よく沈む。その名の通り細かく震え
るようにアクションする。写真は左から
シマノ「VR-60NS」、上ヘドン「スーパー
ソニック。メガバス「VIBE−X」。